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【これからどうなる?】土木業界の将来性

2023.09.08

現在は、将来の変化を予測するのが難しい時代と言われています。
コロナウイルスによって仕事を失くしてしまったり、物価高で生活に負担を強いられたり、今後も予想のつかない出来事が起きる可能性があるでしょう。

生活がかかっているからこそ、これから就く業界はどうなるのか気になるもの。

今回は土木業界の将来性について、ご紹介したいと思います。
一見暗そうにも見えますが、実はさまざまな部分で伸びしろがあります。

■ 土木工事がなくなることはない

将来的に仕事がなくなるかも、と危惧されている業界は多いですが、土木業界はこれにあてはまりません。
なぜかというと、土木工事は生活になくてはならないものだからです。

土木工事は、道路やトンネルといったインフラの新設・整備・維持、自然災害からの復旧作業などを行います。
ほとんどは自治体や国が工事を発注するので、民間事業であることの多い建築系に比べると、安定した需要があるのが特長です。

また、悲しいことではありますが、日本は大きな自然災害にほぼ毎年見舞われています。
ダムをつくったり、護岸工事を行ったりして、未然に防げるよう工事も行いつつ、災害が起きてしまったあとも重機で土をかきだすなどの工事はなくてはならないでしょう。

■ 今後はインフラの維持整備が増える見込み

昔は道路などのインフラは新設することが多かったのですが、現在は今ある道路を維持整備していく必要があります。

2033年は橋・トンネルのほか、上下水道の大半が、設置されてから50年目にあたる年です。
この50年というのは耐用年数の限界で、早急にメンテナンス・保守などを行わないといけない状態。最悪壊れて、生活に影響を及ぼしてしまう、と危惧されています。

状況としては褒められたものではありませんが、このメンテナンスや保守に対して、発注が増えていくのは自明でしょう。
これも公共事業なので、プロジェクトが宙に浮かぶことは考えにくいです。

■ ICT・AIの活用が進行中

国土交通省が土木・建設工事に「ICT・AIを使いましょう」と推し進めており、実際にその活用が増えてきました。
これによって仕事が簡略化され、人手不足を補えるほか、人件費の削減・作業のスピードアップが叶うだろうといわれています。

たとえば現場で不可欠な重機は、遠隔での操作も可能なものが登場しました。
重機オペレーターはエアコンのきいた涼しい部屋から、カメラ越しに遠隔コントロールし工事を行う、といったことがすでに実現されています。
住友建機株式会社の実験によると、このようなICT建機は現場を3Dデータ化して読み込むため、従来よりも正確に検測して作業できることが判明しました。従来の丁張りの作業や安全監視員の配置が不要になり、負担解消に役立つと見込まれています。

参考元:住友建機株式会社「ICT建機は働き方改革時代の 「救世主」」>>

■ 作業がきつくなくなってきた?

きつそう、というイメージの拭えない土木工事ですが、最近はそうでもないという声も見かけます。

一つは、作業の多くが重機で行われていることです。
もちろん人の手による作業がなくなったわけではありませんが、作業自体は重機がメイン、人力はサブといったポジションです。
重機の進入が難しい場所などは人力ですが、昔よりはきつくないかもしれません。

もう一つは世帯交代による、価値観の変化です。
土木業界は昔気質の方が多く、現在も体育会系な価値観が抜けきってはいませんが、そのような方たちが高齢を理由に引退の節目に来ています。
仕事で怒鳴られたり、理不尽なことを要求されたりといった負の要素は、次第になくなっていくかもしれません。

■ 株式会社東部では、正社員・アルバイトを募集中!

株式会社東部は、長崎県佐世保市にございます建設会社です。
市からの依頼も増え、事業拡大のために正社員・短期アルバイトを募集することにいたしました。
土木作業員のほかに、施工管理・重機オペレーター・事務員も募集中です。

当社はスタッフがのびのびと、気楽に心地よく働ける環境こそが、より良いサービスを提供できる要素の一つと考えております。
それを踏まえて、干渉しすぎず、一人ひとりの個性を尊重する職場づくりに取り組んでいます。

ご興味がございましたら、以下の求人情報に目を通していただき、メールフォームよりご応募くださいませ。

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■ まとめ

土木業界は安定した需要があるほか、技術革新や働く人の価値観の変化といったプラス面があり、将来性のある業界です。
体力は必要ですが働いていくうちに慣れるため、就職を目指してみてはいかがでしょうか。

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